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ママと赤ちゃんにやさしい無痛分娩

ママと赤ちゃんにやさしい無痛分娩

産婦人科ブログ

こんにちは 助産師の上田です。
9月24日関西テレビ報道ランナーで「無痛分娩」の特集がありました。
その日は休暇で、夕食をつくっていると特集が始まり、
思わず見入ってしまい、25年前の記憶が蘇りました。

当時、99%無痛分娩を行っている施設で勤務していた私は、
痛みがなく笑顔で赤ちゃんを迎える無痛分娩の姿に
感動したことを思い出しました。
でも、私が1番魅力的に感じたことは、
産後、痛みや疲労が残ることなく育児をスタートできることでした。

ところが、日本の風潮は、
『痛い陣痛を乗り越えてこそ一人前の母親』というものがあり、
無痛分娩を選択される女性も助産師である私も
肩身の狭い思いをしていました(^^;

『無痛分娩の特集』ようやく、日本もここまできたな・・・
と嬉しい思いになりましたが、
見入ってしまうと、無痛分娩は怖い、
大学病院でしか安全に受けることができない?
という印象を受けてしまいました。

確かに、無痛分娩は、厳重な管理下で行われなければ
危険を伴うものです!(^^)!

いっぽう、桂川レディースクリニックの無痛分娩は、
選択的誘発分娩(計画分娩)を行っています。

これは、予め決めた日に、陣痛促進剤を使用して出産することです。
でも、好きな日にちを決めて出産できるわけではありません。

子宮の入り口の状態、お腹の張り具合、
赤ちゃんの状態など総合的に判断して決まります。

果物が熟して、木からぽろっと落ちるようなタイミングと同じように、
子宮の入り口が、自然に熟すのを待って、
1番安全な日を決定するのです。

無痛分娩や計画出産は、否定的な情報が多いかもしれません。
もちろん誤った薬の使い方や方法を行ったり、
不十分な管理のもとで行えば危険です。

このような理由で、桂川レディースクリニックの無痛分娩は、
常勤のベテラン産婦人科医師である院長と副院長の2名、
複数の助産師が揃っている日中に、
厳重な管理下で安全を最優先して行うようにしています。
もちろん、院長は麻酔科標榜医でもあります。

無痛分娩に限ったことではなく、
100%安全なお産はありません。
「お産は、何か起こった時にマンパワーが必要」になります。
十分な管理で安心して出産できる「ママと赤ちゃんにとってやさしい無痛分娩」
のために、私たちがいます。

痛みが怖い、前回の出産の痛みがつらかった、
出産後すぐに仕事復帰したい、高齢出産だから・・・など、
無痛分娩を選択したい理由は人それぞれ。
選択するためには、正しい知識が必要です。
もっと詳しく知りたい方は「無痛分娩教室」に参加してください。
医師と助産師が、どのような質問にもお答えして、
安心して出産できるようにお手伝いします。
https://katsuragawa-lc.com/obstetrics/schools/