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第一回京滋無痛分娩研究会「無痛分娩の未来」に参加して

第一回京滋無痛分娩研究会「無痛分娩の未来」に参加して

産婦人科ブログ

2023年4月15日、第一回京滋無痛分娩研究会「無痛分娩の未来」 にて
桂川院長は世話人を務め、当院の加集助産師が指定演題の発表を行いました。

その研修会に参加した中村助産師からの感想です。

助産師の中村です。
「当院の無痛分娩への取り組み~助産師の立場から」を現地にて聴きました。

加集助産師の発表にて、
スライド上でグラフ化されたデータとしてみることができました。

無痛分娩数の増加は一目瞭然で、
実際の無痛分娩の成功率や帝王切開への移行率が自然分娩より少ないことや、
カテーテルの再挿入率の低さなどが数値化されていました。
私自身の現場の肌感覚が実際のデータと合致しており
無痛分娩のメリットを実感しました。
この事実を産婦さんやそのご家族へしっかりお伝えし、
安心して無痛分娩を選んでいただければ、
分娩様式の選択肢がひとつ増えることとなると考察しました。

会場には近畿各方面からドクターのみならず多くの助産師が参加していて、
無痛分娩への興味の大きさを感じました。

数年前まで当院で非常勤医師として在籍されていた先生とも
久しぶりにゆっくり話ができました。
院長の麻酔技術の高さや患者さんの満足度の高さ、
1例1例の振り返り、私たちが関わっているインスタライブやインスタグラムなど…
その先生からお褒めの言葉をいただき
「ああ、わたしは無痛分娩を楽しんでいるんだ」と気付いたのです。

実は、院長より「成長しているよ」と以前から承認されていましたが、
何故か素直に受け取れない自分がいたのです。
今回、外の視点で具体的に評価をうけたことで自信につながったように思います。

今回の勉強会に参加できたこと、
そして無痛分娩を一から学び楽しいと思えていること、
キャリア30年の私ですが、助産師の仕事は終わりがないなぁ
とつくづく実感いたしました。