みなさん、こんにちは。
今年も酷暑でしたが、10月に入り朝晩過ごしやすくなりました。
自分の趣味やスポーツに没頭できる季節になりましたので、
心身ともにリフレッシュしたいです。

さて、先週土曜日のラーゴのYouTubeライブでも取り上げましたが、
「プレコンセプションケア」という言葉をよく耳にするようになってきました。

これを説明できる人いますか？

そう、「プレが前の、コンセプションが妊娠・受胎」という意味ですね。

「将来妊娠したいと考えている女性だけでなく、
女性を支えるパートナーや家族もいっしょに将来のライフプランを考え、
日々の生活や健康と向かい合うこと」という考えかたです。

そして、その延長線上にあるのが「卵子凍結」です。

来る10月22日午後7時より、
卵子凍結をサポートしてくれるNPO法人グレースバンクと
当院がコラボして『卵子凍結』をテーマにZoomの講演会を行います。
私も登壇いたしますので良ければご覧いただけると嬉しいです。

ところでちょっと嬉しくなる話を聴きました。

ラーゴの看護師とキッチンスタッフがコラボして
『ラーゴの患者さんへの妊活メニュー』を考案中だそうです。

ご存知のように、当院の特色は【卵から産後までの関わり】です。

今まで、「不妊治療中の患者さんを『産科のカラー』からどう遠ざけるか」
という事にとらわれすぎて、
クリニックの大きな特色である『ホテルテイストのお食事』を
妊活中の患者さんにも召し上がっていただく発想が無かったのです。
今回、妊活中の患者さんと桂川キッチンをくっつけるというアイデアに、
なるほどと感心いたしました。

発想をかえると弱みと思い込んでいた物事も強みになるんですね？
気づきをくれたスタッフたちに感謝したいです。

ではみなさん、今月も診察室でお会いしましょう。