
院長からのメッセージ 3月編
産婦人科ブログ
令和7年3月が始まりました。
まだまだ厳しい寒さが続いていますね。
そういう私も頑固な風邪を引いてしまいました。
こんな私が言うと説得力は有りませんが、
体調管理には十分気を付けて下さい。
さて、田村明彦先生が本日より常勤医として週5日間フルで勤務されます。
35年に渡り産婦人科医として勤務されてこられました。
婦人科手術、産科、生殖医療、硬膜外麻酔と
オールアラウンドプレーヤとして活躍されてきました。
また、当院の無痛分娩の実績にもご興味を持たれています。
今回、ご縁を頂き医療法人桂川レディースクリニックの仲間として
一緒に働いて頂ける事となりました。
2024年の出生数は72万988人でした。
少子高齢化の波は、出生率が高いこの滋賀県にまでも及んで来ていますが、
逆風の中でも、当院の4月5月の2か月間の分娩予定は100名を超えています。
無痛分娩希望者も多いと承知してます。
新聞によると東京都は、
10月より「無痛分娩」の費用助成制度を始めるそうです。
やがてこの波は関西へもやってきそうですが、
『無痛分娩を行なっている施設ならどこでも一緒ではなく』
我々の安全への取り組みを色々な方法で
発信する必要性を感じています。
当院では、産科と麻酔科のダブル専門医の
LAソリューションズの入駒先生との症例検討会を毎月、
看護部もいっしょに行っております。
無痛分娩の統計解析を積極的にすすめております。
また、正しい無痛分娩を知っていただくため、
当院の患者さん以外のかたも受講していただけるオンラインでの
「無痛分娩教室」を開催いたしております。
今回、硬膜外麻酔の得意な田村先生にご入職いただき、
さらに桂川レディースクリニックの無痛分娩の安全性や
提供日数の拡大などがアップグレイドされると信じております。
また生殖医療においても
昨年の移植当たりの妊娠率は全国平均を大きく上回りました。
では皆さん、今月も診察室でお会いしましょう。
