
院長からのメッセージ 5月編
産婦人科ブログ
みなさん、こんにちは。
今年のゴールデンウィークは「飛び石連休」ですが、
ニュースなどをみると、観光地も空港や駅も多くの人で混雑しているようです。
明日からの連休を私も楽しみたいです。
さて、当院では4月から、
外来診療に携わるドクターの数を増やしております。
このメリットは、患者さんの待ち時間の短縮です。
メリットもあるいっぽう、妊婦健診などで「ドクターにより違った対応を受けた」と患者さんが心配されることがあってはなりません。
改めてこの場をお借りして、私が今まで大切にしてきてこれからも
守り続けたいことを言語化したいと思います。
開業して23年、患者さんの健康を第一に考えることは当たり前ですが、
治療や診療の技術だけではなく、コミュニケーションや
信頼関係の構築を大切にしてまいりました。
具体的には、患者さんの声に耳を傾けるように意識しております。
診察室の患者さんは大なり小なり不安や悩みを抱えてると思うからです。
もし、自分が患者さんの立場だったら…やはり、
話を聴いてもらえると安心すると思うんですね…
これからも新しい技術や治療法の導入をすすめながらも、
患者さん一人ひとりの声に耳を傾け、
ニーズに応える桂川レディースクリニックであり続けたい、
私がめざすところです。
さて、このゴールデンウィークの前半、
不妊国際学会に参加してきました。
この学会でも、国内外の最前線の研究成果や治療方法が紹介されましたが、
この他に、患者さんの心のケアについてのセッションも印象に残りました。
改めて、心理的なサポートの重要性を再確認し、
我々の役割はもっと多面的であるべきだと強く感じました。
ではみなさん、今月も診察室でお会いしましょう。
