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院長からのメッセージ 6月編

院長からのメッセージ 6月編

産婦人科ブログ

皆さんおはようございます。

当院は2002年6月1日に桂川レディースクリニックとしてオープンし、
無事に23周年を迎えることができました。
この23年間の社会環境の変化をしみじみと感じながら、
ここまで歩んで来られたのは、
信頼して通院くださる患者さんと地域の皆さんが暖かく見守ってくださること、
そして何よりもスタッフの協力のおかげだと思っています。

世の中の価値観の変化とともに、出産の考え方も、
不妊治療の考え方も開業当時とは大きく変化しました。

先週の日曜日、岡山で「第77回日本産科婦人科学会」が開催されました。
この学会は、産婦人科の中で最も大きなイベントです。
23年前では考えられなかったことですが、
無痛分娩に関する多くの発表がありました。
私もいくつかの講演を拝聴しましたが、
どの医療機関も安全な無痛分娩を目指し
日々研鑽を重ねていることをうかがい知ることができました。
とはいえ、手前味噌かもしれませんが、
LA Solutionsの「入駒プロトコール」を
振り返る勉強会などを行っているおかげで、
私たちの無痛分娩に関するマネジメントのレベルは、
他の医療機関に決して引けを取らないと自信を持っています。

来年、私たちの安全への取り組みをさらに知ってもらうため、
「第2回京滋無痛分娩研究会」を主催、発表したいと考えています。

さて、先週末に大学時代の同窓会が行われました。
今年は卒後40年ということで私が幹事を務め、京都にて開催しました。
旧友たちは、それぞれの専門分野でしっかりとキャリアを積み
その道のプロとして活躍していました。
若いころ、同じ目標に向かって
ともに学んだ仲間の姿を見て誇らしく思うと同時に、
私自身のモチベーションも高まりました。

46年前の大学入学当時にタイムスリップしたようで、
沢山の学生時代の思い出を語り合うことができました。
ほんと、仲間ってありがたいですね。

ではみなさん、今月も診察室でお会いしましょう。