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母子衛生学会学術集会での発表を終えて

母子衛生学会学術集会での発表を終えて

産婦人科ブログ

こんにちは、助産師の越智です。
少しずつ寒さが和らぎ、春の兆しがみえてきました。

さて、先月の23日に開催された母性衛生学会学術集会に参加してきました。

テーマは、「助産師の働き方改革とキャリアアップ」です。

その中での演題口演で、【当院の硬膜外麻酔併用計画無痛分娩についての
統計結果と今後の課題と助産師の役割】について発表しました。

昨年の春先から準備を始め、今回の発表に至りましたが、
当院の無通分娩スタイルの嬉しい結果が見えてきました。

①具体的には無痛分娩で出産されたママのアンケート結果において、
無痛分娩の満足度が非常に高いことがわかりました。
これは、無通分娩に関わる私たち助産師や看護師だけでなく、
医師にとっても嬉しい事です。

②無痛分娩をおこなうと出産時間が延長する傾向にありますが、
当院の計画無痛分娩では短くなる結果となりました。
計画分娩を行うことで、医師や助産師、
看護師などが多く病院内にいる時間帯での出産が可能です。
これは、出産するママや赤ちゃんにとっても安全で、
安心へとつながります。

まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが、
一人でも多くの希望するママに安心な無痛分娩情報がお届けできれば幸いです。

また、他施設の取り組みからも刺激をうけました。

ママたちをサポートするための授乳体制など、よい勉強となりました。
今回の学びが、産前産後のママや赤ちゃんのさらなる安全・安心に
つながればと思います