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助産師の看護日記①・・・無痛分娩の患者様を見守って

助産師の看護日記①・・・無痛分娩の患者様を見守って

産婦人科ブログ

助産師の高岡です。

当院で里帰り出産をされた山添愛子様を紹介します。
山添様は、里帰りされた直後の12月半ば、切迫早産で入院されました。
29週目5日でした。
急な、それも早い時期で大きな不安をかかえての入院だったと思います。

直後から持続点滴が始まり安静を守る日々。 
お正月も当院で迎えられ、不自由な生活が続く中でも、
いつも穏やかに気さくにお話され、スタッフ皆が感心していました。 

新年を迎え、1月中旬、ご本人から無痛分娩ご希望のお話がありました。

すでに11月に開催した『無痛分娩教室』にご夫婦で参加され、
おふたりとも無痛分娩に対して積極的であったそうです。
入院中にドクターや看護スタッフと話しをする中で、
自らの出産方法を考え決められたことは、
出産に対して前向きであり素晴らしいことです。

入院中の受け持ちナースだった私は、長期間の入院生活で体力、
気力の衰えを心配しました。

「無痛分娩することを決められてから、出産に対する不安がなくなり、
逆に楽しみに出産を待てるようになった」とはご本人のお言葉。

当日、分娩は順調に経過し、可愛い女の子を無事ご出産されました。

「お話をしながら、楽しい出産ができた。無痛分娩でとても満足した。」
との感想もいただき、院長、副院長、スタッフ一同大変嬉しく思っています。

これから迎える育児の良いスタートをきっていただけたこと、
たいへんうれしいかぎりです。