院長からのメッセージ 7月編
産婦人科ブログ
皆さん、おはようございます。
梅雨の真っただ中で、鬱陶しい日が続いていますが、
食事・体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
最近の傾向として日本語を母国語としない方が
日本でお産する割合が増えているそうです。
約25人に1人だそうで少々驚いています。
情報番組の話ですが、
そのなかで痛みに耐えることを美学とする
日本の風潮に疑問を持つ意見も出ており、
「なるほどなぁ」と思わず見入ってしまいました。
痛みに対するご意見はいろいろあって当たり前です。
当院でご出産の妊婦さんをみても『痛いお産は不安だけど頑張る』から
『できれば痛みを感じたくない』へ変化しつつあるようです。
また、安全な無痛分娩を目指して、
当院を受診される妊婦さんの割合が増えています。
何より、分娩様式の選択肢が増えることが大切だと考えます。
ご夫婦おふたりの出産です。
しっかり話し合って分娩方法を選択していただきたいです。
このたび当院では、無痛分娩における麻酔記録の
デジタル化を行うこととしました。
このシステムを導入すると
「LAソリューションズ」の麻酔科指導医の入駒先生とつながり、
分娩時にリアルタイムで複数の麻酔専門医がデータをチェックできます。
さらなる安全性が期待できることは喜ばしいことです。
コロナが五類へと移行し、
院内でもお見舞いの方の受け入れが時間制限ですが緩和され、
少しずつですが入院患者さんのストレス緩和へとつながっているようです。
今日の夕方は何年かぶりの同窓会に参加いたします。
どんな昔話が飛び出すか、とても楽しみです。
では、今月も診察室でお待ちしております。