院長からのメッセージ 6月編
産婦人科ブログ
みなさんこんにちは。
桂川レディースクリニックは、
2024年6月1日で満22歳を迎えることとなりました。
長年勤務した『大津市民病院』を退職し、
この琵琶湖畔で『総合病院なみの医療とホテルなみのサービス』を掲げて
開業して22年。実に8300人超のベビーが誕生しました。
開業当時は産科の患者さんと妊活の患者さんを
同じスペースで診療しておりましたが、
外来の受付を2カ所にわけて10年の年月がながれました。
この10年、不妊.出産を取り巻く環境は大きくかわりました。
『我慢するお産』から『自分らしいお産』を選択される妊婦さんが
増えたと肌で感じております。
不妊治療には一昨年四月より保険診療の適用範囲が広がったおかげで、
今まで不妊治療にあまり積極的で無かった若い世代も
早くから治療を開始する傾向がうかがえます。
また、産科、不妊のどちらにもいえることですが、
カップルが揃って外来受診される割合が増えました。
お子さんを迎えたいと考えるカップルが同じ方向を向くことは
とても大切なコミュニケーションの第一歩だと思っております。
22年前とは社会環境も大きく変化しています。
これまで以上に女性お一人おひとりがイキイキと人生を送っていただけるよう、
この次の桂川は『プレコンセプションケアから産後ケアまで』
サードステージを目指します。
今後もよろしくお願いいたします。