院内感染委員会よりお願い
スタッフブログ
みなさん、こんにちは。
院内感染委員の看護師・服部です。
私たち感染委員会は、長引くコロナ禍のなか、
毎月のミーティングで最新情報の収集と感染対策のアップデートに努めています。
月末まで緊急事態宣言の延長期間に入った京都市に隣接する大津市でも、
緊張感は日に日に増しています。
政府の新型コロナウィルス感染症対策分科会の尾身会長が、
5月2日に出演されたNHKの番組にて、
ウレタンマスクより不織布マスクの方が効果が高く
着用を呼びかけたことが記事になっていました。
この番組内では改めて『マスクの正しい装着』と『換気』の重要性が取り上げられたようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7925b20c9b05c0560d2a567441f08c17972eb8a
不織布マスクを上下左右に顔に密着させて着用すれば、
エアロゾルをほぼ吸い取らずにすむようです。
エアロゾルとは、科学用語で口から呼気や咳とともに出て
空中にある粒子のすべてを指します。
それを出さないこと、吸い込まないことが感染の伝播防止に重要です。
一方で、つけ方によっては不織布マスクを着用していても、
効果が期待できないこともあるようです。
数日前のニュース番組の特集でマスクの着用方法を特集していました。
インターネット上にも掲載されていましたので、
下記リンクを参考に皆さんも確実な感染対策をしていただければと思います。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000215535.html
有床診療所という環境下では、抵抗力の下がっている方や
いつも以上に健康に気遣っておられる方がいらっしゃいます。
私たち感染委員は、職員への周知徹底はもちろん患者様や取引業者の方々にも、
正しいマスク着用をお願いすることで今後も引き続き感染予防に努めて参ります。
なお、院内の換気には常に気を付けておりますが、密を避けるため、
外来患者さん向けの待合室も別途準備しております。
ご気軽にお声掛けいただければと思います。