妊活コラム
Ninkatsu Column
わかってもらえない不妊
今年は早い梅雨入りでしたね。
低気圧が大敵!の私は、この季節がニガテです。
寝起きの頭痛に倦怠感、集中できる時間が短くなる・・・
などの症状が現れます。
「あ、雨が近づいてきた」って、
カラダで感じることができるくらい大敵!ですが、
みなさんはいかがでしょうか?
数年前まで、「低気圧が・・・」と言うと、
怠け者扱い?だったのですが、
最近メディアのおかげか、少しだけ理解してくれる人が増えました。
と、前置きが長くなりましたが、
今日は「わかってもらえない不妊」について書いてみようかと思います。
不妊相談をしていると、「わかってもらえない」というWordがよくでてきます。
例えば、・・・
母(実母)には、「私は健康な子どもを3人も産んだから、
妊娠できないはずはないよ」「私は普通に妊娠も出産もできた」など言われ、
わかってもらえない。
もしかしたら、お母様は、励まそうとしてくれているのかもしれませんね・・・
義母には、私に原因があると思われている
(男性不妊なのに、わかってもらえない)。
友人は、話は聞いてくれるけど、
「そうなんだ」で終わってしまったとき、
「わかってもらえないな」と感じたと言われた方もいます。
子どもがいる友人には、「わかってもらえない」と、
話すことさえしたくないと言われる方も多いです。
職場の上司に不妊治療をすることは話したけれど、
結局休みも取りにくいし、なかなかわかってもらえない。
妊婦は、周囲から気をつかわれているのに・・・と話されます。
夫婦間ですら、うまく話し合うことができなくて、
「わかってもらえない」と感じることはよくあることですよね。
「わかってもらえない」って、悲しくなるし、
取り残された気持ちになるのですよね。
どうすればいいか?ですが、ひとりひとり違うので、
正しい答えって書けなくて・・・
ただ、こんなことを言われたことがあります。
「看護相談って、あまり説明しなくても良くて、
それだけでわかってもらえた気がしました。」と・・・
そうなんです!
「不妊や不妊治療のつらさを説明して、相談することって、
案外労力が必要になってくる」ことは確かだと思います。
ひとりひとり状況が違うから、個別相談の中で、
どうすればいいのか、一緒に考えていけたら良いな・・・と思います。