妊活コラム
Ninkatsu Column
【妊活に必要な栄養素:ビタミンD】
みなさま、こんにちは🍀
一気に肌寒くなってきて、衣替えが追い付いておらず…
毎日の服装に本気で悩んでいる外来看護師の吉井です😊❄
妊活中の患者様から
「食事は何に気を付けたらいいでしょうか?」
という質問を受けることがよくあります。
当院では、若い男女が妊娠・出産も含めた将来のライフプランを考えて
日々の生活や健康と向き合う『プレコンセプションケア』の周知も
積極的にすすめております。
その意味で、「妊活中の食事」はとても大切な質問ですので
みなさまに知ってほしいことをお話ししようと思います。
今回は栄養素のひとつである「ビタミンD」についてお話ししますね。
ビタミンDとは、骨の成長を促進する作用や
血中カルシウム濃度を調整する役割がある脂溶性ビタミンです。
効果としては、ウイルスや細菌などの感染予防作用として
免疫機能を高める働きをします。
妊活としてはビタミンDの酵素と受容体が子宮内で発見されていることから、
受精卵の着床にはビタミンDが重要になっていると考えられています。
必要なビタミンDの摂取量についてですが、
そもそも日本人の妊娠可能な人口の大半が
ビタミンDの摂取量が下回っていると言われています。
理由としては、紫外線対策をよくしているため
日光に当たる機会が少なくビタミンDが生成される量が
不十分になっているためと考えられています。
気持ちとしては「日焼けはしたくないけど、ビタミンDは欲しいし…。
どうしたらいいんだろう?」となってしまいますよね。
実は、普段食べている食材にビタミンDが
豊富に含まれているものがあってほんの少しお食事に取り入れてもらうだけで
簡単に摂取可能なんです。
ビタミンDが豊富な食材は→→→『お魚・きのこ類・卵黄』
となっていてビタミンDは脂溶性のため
炒め物や揚げ物など油を使用するお料理に取り入れることで、
効率的に摂取できます。
当院のInstagramにも「ビタミンD」をメインにリール動画を作成し投稿しています。オムレツのアレンジ方法について載せていますので
参考にしていただけたら嬉しいです。
下にInstagramのQRコードを載せます。ぜひご覧ください✨
またYouTubeライブでは、「プレコンセプションケア」についてお話ししています。
ビタミンDの説明を詳しくしていますので、こちらもご視聴ください!!
こちらもYouTubeのQRコードを載せておきますね✨
当院には『DOR採血』というビタミンD値を測定できる方法があり
結果をもとに必要なサプリメント量を考え処方することが可能です。
気になる方は、スタッフまでお声掛けくださいね。
時折こういった妊活に必要な○○といった感じで
みなさまにお話ししていけたらいいなと思っています。
今回はこのへんで、次回12月にお会いしましょう。