
院長からのメッセージ 7月編
スタッフブログ
みなさん、こんにちは。
7月を迎えましたが、今年は早々に梅雨も明けこのあとの長い夏が怖いです。
さて、今月は当院の無痛分娩の特徴を言語化したいと思います。
当院が無痛分娩を開始してちょうど七年目を迎えます。
六年前には想像していなかったことですが、
実に三人に一人が無痛分娩を受けているという現状です。
日本産科麻酔科学会によると、
2023年の全国の無痛分娩で出産された妊婦さんは13、8%。
日本全国で約十万人の方が無痛分娩で出産されたことのようです。
この数字は世界の上位10ヵ国に入っているので
今や日本は無痛分娩大国の仲間入りをしたといっても過言ではありません。
これから無痛分娩に新規参入される施設は
かなりクオリティの高い無痛分娩をやらないといけなくなります。
当院ではLAソリューションズの入駒先生といっしょに医師、助産師、看護師が
毎月第三土曜日の午後、毎月の症例の振り返りを行います。
当院の助産スタッフ看護スタッフがプロトコールにそって
無痛分娩を行うことにより、安全・安心でなおかつ鎮痛効果の高い無痛分娩を
提供できております。
また当院では計画分娩を行っていますが、
約8割のかたが計画通りに無痛分娩で出産されています。
残念ながら、計画日の前に陣痛がきてしまうこともあります。
なんと言っても、計画無痛分娩のメリットは日時を決めることができることです。
患者さんとパートナーの都合を合わせやすく、立ち会い分娩が可能です。
予定をたてやすいということでご家族から喜ばれているときいています。
今後は、無痛分娩センターを立ち上げて、滋賀県で一番安心で一番安全、
さらに有効な無痛分娩を提供したいと思っております。
当院の助産師や看護師は無痛分娩に慣れておりますが、
まだ無痛分娩の経験が浅い助産師さんも多いとききました。
今後当院でも、見学あるいは研修というかたちも
広く受け入れていきたいと思います。
6月28日には、スタッフからペットボトルホルダーと
サウナ券をプレゼントしてもらい嬉しいお誕生日をむかえました。
ではみなさん、今月も診察室でお会いしましょう。
