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院長からのメッセージ 9月編

院長からのメッセージ 9月編

スタッフブログ

皆さんおはようございます。

先週は台風に振り回された一週間でした。

8月31日(土)に遅ればせながらの納涼会を予定しておりましたが、
安全面を考慮した結果、泣く泣く延期しました。

桂川では、こういった院内の親睦会の幹事を
各部署の若手スタッフにお願いしております。
我々があっと驚くような進行も考えてくれて、
毎回大いに盛り上がります。

台風の影響は…と言えば、
この大津市あたりはたいした雨も降らず無事に過ごしましたが、
安全のためには良い決断だったと思っております。
幹事のみんなには申し訳ないのですが、
今月か来月には改めて親睦会を行いたいです。

先月の22日23日、大阪で「第42回日本受精着床学会・学術総会」が開催されました。私が若かりし頃に指導を受け、
アメリカ留学を後押ししてくださった森 崇英先生の
追悼講演も同時に行われました。
森先生は、京都大学医学部産婦人科名誉教授で
残念ながら今年亡くなられましたが、
「ART FORUM生殖医療の新たな方向性を探る」というテーマで
追悼のシンポジウムが行われました。
森先生にゆかりのある先生方が再生医療、着床不全、着床前診断、
出生前診断などのテーマで講演され、
過去から現在に至るまでの経緯と将来への展望を拝聴してまいりました。

現在当院で行なっている治療及び検査内容は、
アップデートされた最新バージョンである事が再確認できました。
これも私を支えてくれているスタッフのチームワークのお蔭だと
つくづく実感いたしました。

そのせいもあるのでしょうか?
ここ数カ月の移植当たりの妊娠率はかなり良くなって来ています。

今では考えられないかも知れませんが、
30年ほど前 森教授がアメリカで講演を依頼された時、
いわゆる「鞄持ち」で私が同行させていただいたことがありました。
その数年前にアメリカで留学した私を頼ってくださったことが、
当時30代の私には誇らしく感じたことを思い出しながら
学会のシンポジウムを聞かせて頂きました。

アメリカ珍道中、色々エピソードが有りますが
またの機会にお話ししたいと思います。

では皆さん、今月も診察室でお待ちしています。