妊活コラム
Ninkatsu Column
《年末年始の培養室について》
小田 沙希恵/臨床検査技師 生殖補助医療胚培養士 認定臨床エンブリオロジスト
こんにちは!培養部です。
年が明けて新しい1年が始まりましたね☺️✨
桂川レディースクリニックでは、
毎年それぞれの部署で目標を決めるのですが、
私達培養部も新しい目標の元、今年度も頑張っていきます‼︎💪
今年度初めての妊活ブログでは、
『年末年始の培養室について』をお話ししたいと思います。
年末年始は毎年体外受精等の全てのART治療を休止しておりますが、
培養室ではどんなことをしているのか?
ということをお話ししようと思います。
培養室には様々な機器がありますが、
その中でも胚を培養するインキュベーターは年中稼働しています。
胚を培養したままでは機械をとめることは出来ない為、
年末年始の間に全てのインキュベーターの清掃・メンテナンスを行っています。
またクリーンベンチも分解して、
隅々まで掃除をしています。
(クリーンベンチの奥の方には、パスツールピペット作成時の
ガラスの破片なんかも結構落ちてて、
ケガをしないように気を付けて掃除をしています😨💦)
培養室内も隅々まで清掃し、精子調整室などもすべて清掃します。
年末年始も治療を行いたい患者様もいらっしゃると思いますが、
患者様からお預かりする大切な卵や精子をしっかり培養する為にも、
年末年始のメンテナンスがとっても大切になります。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解して頂けますと幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
次回もお楽しみに〜👋