あけましておめでとうございます。

2024年が、あなたにとって「良かったな」と思える年になりますよう、
一日一日を一緒に歩んでいきたいと思います。

年末年始、桂川レディースクリニック、
不妊症看護認定看護師によるオンライン相談を行っていました。
お申込みしていただいた目的は異なるのですが…。

途中、もしくは最後に何か聞きたいことありますか？というタイミングで
「見た目で妊娠しやすそうな人と妊娠が難しそうな人って、わかります？」
の質問を高確率でいただきました。

不妊症看護に携わって、25年が経過しました。
数えきれない方とお会いしてきました。

「妊娠しやすそうな人って、わかります？」
と聞かれることは度々あります。

ここからは、あくまでも私個人の感覚です。

まず、「見た目」だけで判断することは、私は難しいと思っています。
もちろん、不妊と体重は関係するので、
それは「見た目」かもしれませんが、
実際はキチンと診察しないとわかりませんから…。

ただ、30分くらいお話しをさせていただいた後に、
「この方、きっと妊娠するだろうな」と思うときと
「難しいかもしれないな。フォローが必要かも」と感じるときがあります。
その通りになっているかは統計をとっていないのでわかりませんが…。

「妊娠しなければ幸せにはなれないと信じこんでいる人
（現在不幸と感じられている）」は、妊娠が少し難しいかも？
と思うことが多いです。

もう少し詳しく説明すると…。

「妊娠して育児をすると、必ず幸せになれるでしょうか？」と質問すると、
「それはわかりませんけど、子どもがいないままだと幸せにはなれないです」
というように返答されるのです。

このような方は、たいてい「力が入りすぎています！」

妊活が、仕事、趣味、楽しみ、家事、近所つきあい、
友達つきあい、親戚つきあい等々…。
他の日常の出来事と同じように考えてスケジュールできると良いのです。
しかし、妊活に力が入りすぎていると、
「妊活のために仕事をやめる」「妊活のために〇〇我慢する」
「妊活のための食事」など、妊活のために何かを犠牲にしてしまっている、
もしくは頑張りすぎている人を「力が入りすぎています！」と呼んでいます。

「力が入りすぎている」とき、どうすればいいのでしょうか？

簡単な解決法に、『深呼吸』があります。
わたしたちは、呼吸することを忘れることはないですが、
1日の中で、何度くらい深い呼吸をしていますか？

深呼吸が良いとわかっていても、
深呼吸をするタイミングって自分では気づかない。
実は、知らず知らずのうちに、
日常生活に力が入っている私が、
歯医者さんに教えてもらったことです力の抜き方をご紹介します。

私の場合は、パソコン、キッチン、ペン立て…など
力が入りやすいものに文房具の小さな○シール。
ほら、よくオレンジとかグリーンなどの丸い小さいシールあるじゃないですか？
それを貼っておく。
そして、目にしたら、深呼吸3回する。

これ、なかなか良い方法ですよ。

シールを目にしたら、妊活に力が入りすぎているかも？と思いながら、
深呼吸を3回してみてください。

少し力が抜けて、「きっと妊娠するだろうな」と
感じる人に変化していくように思います。
ただ、根本的な問題解決の悩みを持っている場合は、
それを解決してから！になります。