妊活コラム
Ninkatsu Column
よくある質問「排卵近くのタイミングは、毎日した方がいいでしょうか?」
「排卵近くのタイミングは、毎日した方がいいでしょうか?」
「排卵日、この日で合っていますか?」
「やっぱり毎日のほうが確率は上がりますか?」
妊活相談中に、とてもよく聞く質問です。
基礎体温を測り、排卵予測検査薬を使っている。
最近では、アプリで排卵予測を見ている方も
増えてきているように思います。
できることは全部やっているのに、
それでも不安は消えない。
「今日は仕事で遅くなるからダメかも」「排卵が昨日だったらどうしよう」。
そんな思いが、心を締めつけます。
医学的に言えば、最も妊娠しやすいのは排卵の2日前から当日。
受精能力のある精子は卵管の中で2~3日
(精子によっては1週間生きていることもあります)生きています。
卵子の寿命は約1日あります。
理論上は、“毎日でなくてもよい”のです。
2~3日おきでも十分に受精の可能性はあります。
少し余談ですが…
精子が3日、卵子が1日の寿命。3日+1日=4日なのに、
生命を授かると平均80年以上(平成24年で男性が81.09歳、女性が87.13歳)も
生きることができるなんて!
神秘的ですよね!
さて、本題に戻ります。
タイミングの回数の質問は、単純なものではなく、
もっと奥深いものがあることが多いと感じています。
「チャンスを逃したくない」
「自分のせいにされたくない」
「できることをやっていないと思われたくない」
心の中の焦りや責任感が、“毎日したほうがいいのか?”
という問いに姿を変えているように感じることがあるのです。
妊活が長くなるほど、
タイミングは“夫婦の時間”から“排卵日に合わせる作業”
に変わっていくことが多いのです。
義務のように感じてしまい、心が追いつかなくなることもでてきます。
大切なのは、回数の多さよりも、自分たちのペースで続けられること。
無理をして関係がぎくしゃくしてしまっては、本末転倒です。
タイミングが合っているか不安になるのは、
それだけ真剣だからですよね。
毎日しなくては、と自分を追い込まなくても大丈夫です。
毎日と1日おきのタイミング妊娠率は、
ほぼ変化がないという報告があります。
1週間に1回だと妊娠率も少し下がるので、
2~3日に1回(カップルによります)くらい、
ふたりの生活に合わせて…くらいの気持ちが良いのではないかと思います。
自分たちの生活のリズムを知りながら、少し余白を残す。
その余白が、妊活を「戦い」ではなく、
「ふたりで歩む時間」に戻してくれることもあります。
正解を探し続けるより、続けられる形を見つけること。
それもまた、大切な妊活の一歩なのです。
と、簡単に書きましたが、
「自分たちの妊娠率って、どれくらいなんだろう?」
「このままでいいのかな?」と不安に思うことは当然かもしれません。
そんな時は、遠慮なく直接ご相談ください。
リモートで不妊症看護認定看護師看護相談も行っています。
具体的な妊娠率、具体的にどうしていけばいいのかを
一緒に考えていくことができると思います。