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妊活コラム

Ninkatsu Column

よくある質問 「他院にて治療中。転院した方がいいですか?紹介状は必要ですか?」

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

今現在、不妊治療で頑張られているけれど、
なかなか結果がうまくいかずに、
モヤモヤを抱えて転院も考えられている。
そこで、相談してみようと、勇気をだして「オンライン看護相談」を
お申込みくださる方は少なくありません。

そんな時は、まずゆっくりお話しを聞かせていただきます。
どんな経過を過ごしてこられたのか、
仕事との両立はどのように頑張られているのか。
そして、転院しようと思う気持ちなどです。

特に、治療期間が長い方が相談してこられる方が多いのですが…。
転院するって、勇気と決断が必要になってきますよね。

お話を聞いていると、「結果がでないこと」と共に
「信頼がなくなってきた」という方が多いと感じています
(統計をとっているわけではないので、あくまでも私の主観でスミマセン)

お話を聴きながら、その「信頼」がまだ修復できそうな段階だったら、
一緒に修復方法を考えることもあります。
例えば、「説明がわからない」という場合、
ご自身の聞きたいことを前もってメモに書いて、
理解できるまでお話してもらうことや、
パートナーと共にお話を聞きにいくことなど、
できそうなことを考えます。
問題が解決できそうな場合は、転院をすすめることはしていません…。

ところが、とっても勇気がいる「オンライン看護相談」を利用されている方は、
ご自身の中で、「転院」を決意されていることが多いです。

そこで、質問にでてくるのは『紹介状は必要ですか?』です。

『可能ならもらってきてもらいたいですけど、大丈夫ですか?』と尋ねます。
『はい』と返答できる方は、もらってきてもらいます
ケースは少ないのですが、必要な検査結果などがあると、
同じ検査はする必要はなくなるし、卵巣刺激方法なども参考になります。

ただ、「もう、通院中の病院に行きたくない」
「紹介状はもらいにくい(転院することは言いにくい)」
「すぐに転院したい」などという事情がある方も少なくありません。

そんなときは、桂川レディースクリニックの場合、
絶対に必要というわけではありません。

ご自身の記憶とお手持ちの検査結果やメモなどを持って
初診予約していただければ大丈夫です。
ホームページから「問診表」がダウンロードできますので、
自宅でゆっくり記入していただけると良いのではないかと思います。

それから、転院を決める前に、オンラインでも開催している
「一般不妊説明会」「体外受精説明会」を受けることもおススメです。
これは、桂川レディースクリニックだけでなく、
多くの不妊治療施設が行っています。
方針、雰囲気など、様々なことが見えてくるのでおススメです。

もちろん、個別に相談してみようと思う方は、
「不妊症看護認定看護師によるオンライン相談」を利用してください。
お話して、どんな選択をしていけば良いのか、一緒に考えていきましょう!