妊活コラム
Ninkatsu Column
胚移植の後妊娠判定までは安静にした方がいいですか?
西内 美香子/看護師
体外受精を予定されている方に、非常に多い質問です。
受精卵が着床するまで、じっと動かない方が良い、
と思われがちですが、胚移植の後の日常生活は、
通常通りで良いとされています。
ということは、普段から健康な日常生活を送っていることが大切になります。
例えば、普段からあまり動かない生活をされている方は、
全身の血液循環が悪くなってしまいます。
妊活には、適度な運動がおススメなのです!
お仕事することを、気にされる方か多いです。
お仕事の内容にもよりますが、肉体労働などを除き、
通常通り続けて頂いて差し支えありません。
肉体労働がいけないのか?と言われると、実は報告がないため、
エビデンスのあるお答えができないのです。
体外受精を行っている期間中、ストレス度は高くなりますが、
実は胚移植後から妊娠判定までの期間が、
情緒不安定になりやすい時期でもあります。
この時期のストレス、ソワソワ解消方法を、
あらかじめ考えておきたいですね。
でもでも・・・
体外受精って、気軽に何度もトライできるものではありませんよね。
もしも、妊娠判定が陰性になったときに、
「冷やしたからダメだったのかな?」「動き過ぎたからかな?」
「旅行に行ったからから・・・」など、後悔してほしくないのです。
できることはされると良いし、
今しなくても良いことは延期されても良いのではないでしょうか?
後悔しない生活!ですね。
おひとりおひとり、事情が違います。
どうやって過ごしたら良いのか迷ったときは、いつでもご相談ください。