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地域で支える不妊治療の新たなかたち

地域で支える不妊治療の新たなかたち

スタッフブログ

〜湖北エリアで始まった医療連携〜

こんにちは、院長の桂川です。
私は、今年6月から月に2回、米原市にある神野クリニックで
不妊に関する診療を担当しています。
この取り組みは、神野先生から「湖北エリアの患者さんに、
より充実した不妊医療を届けたい」という
ご相談をいただいたことがきっかけでした。

湖北エリアでは、地域の産婦人科の先生方が日々患者さんに寄り添って、
診療を続けておられます。
一方で、生殖医療専門医による診療を受けられる医療機関は限られており、
専門的な検査や治療が必要になった際には、
遠方まで通院しなければならない患者さんも少なくありません。

そのような現状を踏まえ、「患者さんが必要なタイミングで、
必要な医療につながれる環境を一緒につくっていきたい」という
神野先生の想いに私も深く共感し、この取り組みが始まりました。


実際に診療を始めて感じたこと

診療を通して感じたのは、妊娠を希望されている方や、
妊活に取り組まれている方が想像以上に多いということ。
そして、一人ひとりの状況に応じて、
適切なタイミングで専門的な治療という選択肢につながれる環境の大切さでした。

もちろん、すべての方が高度な不妊治療を必要とするわけではありません。
ご夫婦の年齢や身体の状態、ご希望によって最適な治療は異なります。
だからこそ、一人ひとりがその時々に必要な選択肢を知り、
安心して次の一歩を踏み出せる環境を整えることが大切だと改めて感じました。


地域とともに、患者さんのために

地域の産婦人科が身近な相談窓口となり、
生殖医療を専門とする医療機関が専門的な治療を担う。
それぞれが役割を果たしながら連携することで、
患者さんにとってより安心できる医療環境が生まれると考えています。

桂川レディースクリニックでも、一般不妊治療から体外受精、先進医療まで、
一人ひとりの状況に応じた医療を提供できる体制を整えています。
しかし、どれだけ医療が進歩しても、
一つの医療機関だけで患者さんを支えることはできません。

今回の湖北エリアでの取り組みも、地域の先生方と力を合わせながら、
患者さんにとってより良い医療環境を築いていくための一歩です。
これからも、それぞれの専門性を生かした連携を大切にし、
一人でも多くの患者さんが安心して不妊治療に取り組める環境づくりに
努めてまいります。

第44回日本受精着床学会総会・学術講演会にて