おはようございます。

今日から4月。
大人の定義、教育、暮らしなど様々なことが変わります。
新しい環境下で4月をお迎えの方もいると思います。
クリニックにも、看護部に新メンバーが増え嬉しいです。

さて、わたしたちに変わった大きなことと言えば・・・

ご存じの方が多いと思いますが、
「4月より不妊治療の自費診療がスタート」しました。

当院も不妊治療保険診療に向けて準備してきました。

以前からお伝えしていますが、近畿産婦人科学会の医療保険部会が
出版する【産婦人科社会保険診療要覧】は、
産科ドクターのいわばバイブルです。
わたしもこの改訂執筆を年明けから行っていましたが、
我ながら良いものに仕上がったと自画自賛しています。

そこで、産科と生殖の両方の専門医であるわたしから
一般の方に知っておいていただきたいポイントを４つ挙げてみました。

1. 自費診療だった人工受精や体外受精などの高額医療が保険適用となり、
   どの施設で受診しても、基本は同額となります。
   
2. タイミング療法などは、従来も保険診療の対象でしたので変わりません。
   
3. 一般の産科施設は当院のような不妊専門施設との連携を求められます。
   
4. 自費診療と保険診療の混合診療は認められておりません。

わからないことや不安があれば、いつでも質問してください。
不安が小さくなると思います。

ところで滋賀県のびわ湖放送は、本日が開局50周年だそうです。
おめでとうございます。

びわ湖放送さんには、過去にもマタニティクラスの取材などで
お世話になった記憶があります。

本日当院で出産された患者さんが
夜の特別番組に取り上げられる予定ときいています。

当院ももうすぐ20周年を迎えますが、
記念の年に取材協力でき嬉しく思います。

外はサクラが満開。
毎年、サクラを眺めると不思議とエネルギーがわいてきます。

4月から新しい学びや仕事をスタートする方に負けないよう
気持ちも新たに新しい目標をみつけて邁進していきたいです。

では、今月も診察室でお待ちしています。