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不妊治療と仕事の両立

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

不妊治療を始めたら、頭を悩ませるものに「仕事」があります。

現在の日本は、『共働き世帯数』が『男性雇用者と無業の妻から成る世帯数』より
圧倒的に多い現状です。

内閣府 男女共同参画局ホームページより抜粋

この状況が基本にある社会で妊活されている方が、
『妊活と仕事との両立』に悩むことは、不思議なことではありません。

NPO法人Fine(http://j-fine.jp)が2017年に実施した
「仕事と不妊治療の両立に関するアンケート Part2」の結果を
抜粋させていただくと・・・・

実際に、仕事をしながら不妊治療を経験したことのある人のうち
95.6%が「両立は困難」と回答。
(回答者5,526人。回答者の6割が30代女性、40代、20代女性と続く)

では、どんなところが難しいのでしょうか?

不妊治療は女性の生理周期で行うことが決まってきます。
でも、生理や排卵は「必ずこの日に来る!」とは限りません。
治療の段階が進み、体外受精を行うことになると、
いざ採卵する「採卵日」も、直前に決まります。

職場に休みを事前申請するのは難しいことは理解できますよね。

昔に比べて頻度は少なくなったけれど、

採卵日、採卵直前に「会社に電話していいですか?」と
病欠の電話を入れられる方も少なくありません・・・( ノД`)

 そして、仕事と不妊治療との両立を理由に働き方を変えた人は、
4割以上にのぼっています。
その半数が「退職」を選択しています。

不妊治療は、体力的にも負担が大きいのに、働きながらの不妊治療は、
心理的にも大きな負担がかかってきます。

だけど、私の経験上・・・

『仕事に未練はない。不妊治療を口実にやめてしまいたい。』ではなく、

『仕事が好きで続けたい』という想いがあるのなら・・・
仕事は続けてほしいと思っています。
やめるのは、いつだってやめれます!

ご夫婦で話し合い、『両立できる工夫』を考えていく。

職場に、不妊治療をすることを理解してくれる味方がいれば、心強いですね。

厚生労働省も不妊治療連絡カードというものを作成くれています。https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30b.pdf

不妊治療は、『日本の明るい未来』をつくるお手伝いです。

ただ、『この日に、病院に行かなければならない』という頻度は、
治療段階によって違います。
一般不妊治療の時は、規制がないことが多いので、
自分の状態と、今後のスケジュールはどうなるか?と、
十分な説明を受けてみてください!

1番のポイントは、通院中の病院の先生か、
看護師さんに相談されることだと思います。

具体的に、「こういう工夫もできますよ。」と、
自分では考えることもできなかった提案をだしてくれることも、多いですよ(^^♪