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妊活コラム

Ninkatsu Column

妊活の不安を小さくするために役立つ「簡単で安い方法」

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

「そろそろ妊活しようかな」とふたりで話しあったまでは良かったが…。

「なかなかうまくいかない」

「このままでいいの?」

「こんな方法でいいのかな?」

「他になにかした方がいいのかな?

などなど・・・

妊娠しない期間と比例するように「不安」は大きくなっていきます。
特に、だれにも相談できずに
自分たちで進める妊活をされる「自己流妊活」を行っている方は、
この不安が大きくなる傾向に感じています。

誤解しないでいただきたいのですが、
「自己流妊活」が悪いわけではありません。
「自己流妊活」が「あう方とあわない方」がいます。

「あわない方」は、まず高齢女性です。
残念ながら妊娠率は、女性の年齢と共に低下します。
そのため、医学の助けを必要とすることが多いのです。
次に、「妊娠の過程にどこか問題がある方」です。
妊活は、広い意味で
「妊娠するために何かしらのアクションを起こすこと」の総称です。

では、妊娠の過程って?

これを正しく理解されている方は少ないです。

「昔何かの授業で習ったかな…」くらいの女性が多いのが現実です。

そして、「いや、全くわかりません」「初めて聞きました」と答える男性が多いです。

っといっても、これは私が担当する「体外受精説明会」に参加される方へ
お尋ねしていることなのでデータではないことはご了承ください。

今回は、知識的なことではなく、
妊活の不安を小さくするために役立つ「簡単で安い方法」のコラムです。
妊活の不安を小さくする方法は、
不安をもっている人の数だけあると思います。
ひとりひとりに合った方法を考えていくことをご希望の方は、
不妊症看護認定看護師相談を受けていただくとして、
ここでは一般的に言われていること。

それは、「正しい知識を学ぶこと!」です。

「え? それだけ?」と思った方が多いかもしれませんね。
もう少しおつきあいください。

まず、「正しい知識」はどこにあるのでしょうか?

いまや、インターネットに掲載されていること。
SNSで話題になっていること。
時には本屋さんに並んでいる「妊活の方向けの本」など情報は溢れていますが…。
正直、私でさえ、どこまでが正しくて根拠があることなのか、
わからないものだらけ。
助産師として「妊娠の基礎」を学んだ後、
不妊症看護に携わって25年が経過した私が「わからない」のです。
だから、今から「妊活をはじめよう」としている方が迷い、
本来必要ではない時間やお金を費やしてしまうことは、不思議ではないのですが…。ため息がでます。

「正しい知識」をgetするためには、
病院が行っている説明会に参加されることをおススメします。
通院患者さん以外のどなたでも受けることができる説明会は多くあります。
オンラインで自宅から気軽に受けることができる病院も増えてきていますよね。
もちろん、桂川レディースクリニックも!

説明会に参加すると、
その病院の医師の考え方やスタッフの雰囲気もわかるので、
いつか検査や治療が必用になった時には役立ちます。

時々、説明会を受けること(病院にコンタクトをとること)が
不安な方もいますが…。

「病院」なので、何かを売るとか勧誘はありませんのでご安心ください!(^^)!

「正しい知識を学ぶこと!」は、
自分たちの状況(現在地)を理解することができます。
そして、自分たちの未来を納得して選択することができるのです。

妊活・不妊治療は「選択の連続」になります。
不正確なものより正しい選択肢。
たったひとつではなく、できるだけ多くの選択肢から、
ふたりで納得して選択できることを応援しています!