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Ninkatsu Column

「治療中つらかったことを教えてください」という質問に・・・アンケートより

吉井 優/看護師
吉井 優/看護師

こんにちは。
4月より桂川レディースLago外来で勤務している吉井です。
私は、産婦人科の経験はありますが、
こんなに進んでいる不妊治療を行っているところは初めてなので、
緊張感と楽しさと難しさで過ごしています。
そんな私が「コラムに挑戦!」します。
よろしくお願いいたします。

桂川レディースクリニックでは、
妊娠された方に任意でアンケートを行っています。
それを読ませていただきながら、
中途半端な気持ちではいけないといつも勇気をもらっています。

そんな中から、今回、心がモヤっとしたことばをご紹介させていただきます。

*ご本人様には、ホームページ掲載の許可は得られています。

「治療中つらかったことを教えてください」という質問に、

・デキ婚した元親友に流産を馬鹿にされたこと

・職場の人に「お金ムダにならないといいね」等、言われたこと。

と、書いて下さった方がいました。

思いだしたくないこと、忘れてしまいたいことかもしれないのに、
アンケートに記載してくださった思いが強く伝わってきました。
この思いを、今妊活で頑張っている人、
未来に妊活をするかもしれない人のために掲載します!

妊活本、不妊治療に関する本や雑誌は数えきれないほどあり、
医学的な勉強からしている私には、まだまだ手にとることができません。
また、インターネット、SNSには「不妊」「妊活」のワードで溢れています。
だからこそ、驚いたのです。

・デキ婚した元親友に流産を馬鹿にされたこと

・職場の人に「お金ムダにならないといいね」

こんなことを言う人が、まだいるの⁈

これだけ妊活のことが拡がっているのになぜ⁈

この方は、妊娠してアンケートという場があったから教えてくださいましたが…。

このように傷つくことば、間違ったことばを受けられている人は、
もっともっとたくさんいるのではないかと思いました。

この時、どのような返しをされたのでしょうか?

同じような辛いことばを投げられても、
「こんなふうに返せばいいよ」と良いアイデアがあれば、
公式LineやInstagramから教えていただければ嬉しいです。

私なりに考えましたが…。

これは「聞こえぬふり」も1つの方法だと思います。

こんなこと言う人って、説明しても「自分が正しい」と思いこんでいるか
「なにか嫉妬している人(自分に満足できていない人)」が
多いように思うからです。

だから、「聞こえぬふり」も1つの手段

「人の心がわからない可哀想な人」くらい思えば良いと思います。

この方が「元親友」と書いて下さっていることに、
実はほっとしました。(ごめんなさい…)

本当の親友は、言いたいこと言っても分かり合える。
そもそも親友の気持ちはわかるから受けとめる関係かな?と、私は考えました。

「妊活」「不妊治療」をきっかけに、人間関係が大きく変化する人も多いこと、
桂川レディースクリニックにきて学びました。
それを聞いて、「妊活や不妊のせい」ではなく、
「妊活や不妊のおかげ」と思っていただけるように、
これからも頑張っていきます。

なにかあれば、いつでも声をかけてください。
いろんなこと教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。