昨日、都道府県別長寿年齢が報道されていました。
上位に入った地域の共通点の１つめが「坂が多いところ」
これは「ふむふむ」と納得できました。
元気に年齢を重ねるために、「足はしっかり鍛えなければ～」と、
いつも思っていることですが強く思いました。

そして、２つめが「人との交流」が多いこと。
これは、確か上海だったか（間違えていたらごめんなさい）、
太極拳をするための毎朝人が交流して体を動かすことが健康に繋がっている
と聞いたことがあるな…と思い出していました。

人との繋がりって、面倒なこともあるけれど、
人間にとっては大切なのですね…

でも、妊活中って、ついつい、ひとりで抱え込んでしまうことが多いのです。
妊活中って、何かしら不安なことや悩み事があるのですが…。

解決できることなら話をするかもしれないけれど…。

悩んでも考えても、どうしようもないこととわかっているので、
ひとりで悩んでしまう。

本当は悩んでいるけれど…

「妊活のことは考えないようにしています」と
口にされる方は少なくありません。

そう…

「考えないようにしている」と聴くと、
私は胸がキュンと痛くなります。

その理由は……。

「考えないようにしている」ということは、考えているのですよね。

ここで！

心理学で有名な「シロクマ実験」をご紹介します。

シロクマ実験では、
Aグループには「シロクマのことを考えておいてください」
Bグループには「シロクマのことだけは考えないでください」と伝えました。

時間をおいて質問すると、シロクマのことをより頻繁に考えてしまっていたのは？
答えは「考えないでください」と伝えたBグループだったのです。

これが人間なのだと、私は思います！

「考えないようにしている」ということは、
自分の思考を抑制しているのですよね。

もちろん、絶対ダメなわけでもありません。

自己防衛につながるので、それで生きにくいことがなく
モヤモヤする気持ちを長期間抱えることがなければ、
私は良いのではないかと考えます。

ただ……！

「考えないようにしている」けど「考えてしまう自分」がいて葛藤がある人、
モヤモヤを抱えている方は放っておくと苦しいですよね。

じゃあ、どうすればいいの？と、
模範解答をお示すすることができればよいのですが(^^;

方法は１つではありません。
その人の性格、考え方、背景、状況などによって異なると思います。

１つだけ言えこと。

それは、「考えないようにしている」のは、１つの行動や態度になりますよね。
そうなった自分がいるのです。
この根本的なことを退治しなければ、
ずっとモヤモヤを抱えたままになってしまう。

どんな妊活ライフを築きたいのかな？

どうして考えることをやめるのかな？　怖いのかな？　しんどいのかな？

そして、どうしたいのな？（どうなりたいのかな？）と深めてみると、
少しは楽になれるかもしれません。

もし、自分ひとりでは、どうしようもなくイライラする、
モヤモヤするってときは、
桂川レディースクリニック「不妊症看護認定看護師オンライン相談」で
お手伝いできることがあるかもしれません。
ご都合の良い時間を記載してホームページからお申し込みください。