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妊活コラム

Ninkatsu Column

よくある質問

奥村 久美子/看護師
奥村 久美子/看護師

Q.上の子どもが2歳です。一緒に連れてきてもいいですか?

上にお子さまがいらっしゃる方から多い質問です。

結論からお伝えすると、
当院では一緒に来院されても大丈夫です。

お願いもしています!(^^)!

診察予約は不妊治療で行っていただきますが、
来院して入り口自動扉を入った後…。

不妊治療は左側の扉を開けていただきますが、
お子さまが一緒の時は右側(産科)の扉を開けて受付をお願いしています。
お子さまが退屈しないスペースを設けていますので、自由にご利用ください。
診察場所は産科でも、
桂川院長が後ろから走っていきますので安心してください(* ´艸`)

また、検査や治療内容によっては、
お子さまをお預けしてお越しいただいていることはご了承ください。

さて、いつも思うことなのですが…。

ここからは私の考えていることなどを書かせていただきます。
もう少しおつきあいください。

当院通院中の方は、「お子さまと一緒に来院してもいいですか?」と
必ず(私の記憶では100%に近い)事前に確認してくださいます。
突然一緒に来院される方がいらっしゃらないのです。

なんでもないことかもしれませんが、「すごいことだな~」って感じるのです。

なにがすごいって?

「不妊治療で通院中の方の気持ちを考えておられる」ことです。

1978年に世界で初めて体外受精が成功してから45年。
不妊治療の理解も少しずつ社会に広まり、
その必要性を理解する人も増えてきました。

体外受精を行って生まれる赤ちゃんが、
全出生時の100人に1人の時代から、あっという間に14人に1人となりました。
2人目、3人目のお子さまを望む方がいるのは当然のことになります。

2人目、3人目を望む方は、
1人目のお子さまを望む方とは少し異なるストレスを抱えられています。

「1人いるからいいじゃない」と言われることもあります。
時には「1人いるのに贅沢」とさりげなく傷つく言葉を投げかけられることも…。

そうかと思うえば、「一人っ子は可哀想」と言われることもあります。

そして、上のお子さんから「妹がほしい」
「ボクがお利口にしていたら弟がくるかな?」など
胸がギュっと痛くなることだってあるのです。

また、実際に検査や治療のために通院することになれば、
保育園の送迎に仕事と家の仕事と、
勇気をださなければ進まないようなライフスタイルとなるわけです。

ご自身のことで精一杯のはずなのに、
「子どもも一緒に連れて行っても良いですか?」と、
人の気持ちを考えることができること、「すごいな~」と思い尊敬しています。

女性は、ホルモンが常に動きます。
特に、妊活中・不妊治療中は
「感情もジェットコースターのように動く」ことが多いのです。
いつもは、幸せをわけてもらえる妊婦さんや
可愛いらしいと思える小さな子どもも、
時にはすれ違うだけで苦しく感じる人もいて当然です。

桂川レディースクリニックは、クリニックに訪れている間だけでも
居心地よくお過ごしいただけるようにと思っています。

ただ…。

お子さまと一緒だと、話しに集中できなくなることも多いように感じます。
お子さまも、病院での待ち時間や診察時間中、飽きてくることもあるので、
通院が疲れるだろうな…。と感じることもあります。

できる限りのことは一緒に考えていきたいので、
いつでもご相談ください!