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妊活コラム

Ninkatsu Column

妊活中のお正月は・・・

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

ゆっくり過ごそうと心落ち着かせて迎えるお正月早々、
子どもの写真入り年賀状。
「生まれました」「家族が増えました」などの文章。
ズサズサきているところ、生理はおかまいなしでやってくる。

心身ともにゆっくり過ごしたいプライベートテリトリーに、
土足で踏み込まれる気持ちになる。
お正月早々、涙を流される人も少なくはありません。

この2年ほど、新型コロナウィルスの影響で帰省することや
親せきでの集まりが少なくなり、
「気持ちが楽です」と言われる方が増えてきましたが・・・

今年はどのようにお過ごしでしょうか?

楽に過ごすヒント①

ご夫婦でどうやって過ごす?と計画を立てると共に、

自分が精神的ダメージを受けやすいことを
予めパートナーに伝えておくことだと思います。

例えば、「こどもが生まれましたとか写真入りの年賀状みたら
耐えられなくなるかもしれない。」「きっと泣いてしまう。」
「夫が甥っ子や姪っ子と楽しく遊ぶ姿をみると申し訳なくなる。」
「親に不妊治療のこととか聞かれるとむかつく。」そんな正直な気持ち。

もちろん、夫が同じ気持ちではないことが多くポジティブな男性は多いので・・・

あなたの気持ちに対して「関係ないやん。」「なんでそんなふうに思うん?」
「年賀状くらいええやん。」とくるので、伝え方に工夫(* ´艸`)

「今も幸せだし来年もいい年にしたいから、正月は穏やかに過ごしたい。
関係ないってわかってるけど、年賀状を見るとスイッチ入ってしまうのよね・・・
今年は年賀状は見ない。電子賀状もスルーしてみようと思う。」と
具体的にどうしたいか、どうしてほしいかを伝えてみて!(^^)!

ヒント②

境界線を引くこと

夫婦2人という家族に入って来ない境界線を夫と共に考えて引きましょう。

男性は境界線を引くことがニガテですが、ここは頑張ってもらいたい!

これは、いつか親になったときにも関係してくることです。

姑さんが、留守中に庭に入ってきて手入れをするなど
地方ではあるあるなのですが・・・

都会育ちの女性は納得いかないが姑には言えない。

そんなときは、家族の境界線を引いて、
姑さんに境界線を伝える事が男性の役割ではないかと思います。

妊活中は、妊娠だけを考えるのではなく、
子育てや家族の在り方も考えていただけると嬉しいかと思います。

ヒント③

本当にイヤなら無理しなくてもいい

つきあいがあることは重々承知しています。
でも、無理して人につきあって自分のこころを傷つけなくて良いと思います。
いろんな口実がつくれますから・・・

基本的なことしかお伝えできなくてすみません。
もっと具体的に、もっと個人的なことで・・・と言う方は、
オンライン看護相談をご利用ください!(^^)!

これを読んでくださった方が、
穏やかな楽しいお正月を迎えることができますように☆彡