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妊活コラム

Ninkatsu Column

妊娠判定までの期間、どう過ごせばいい?

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

「判定日まで、どう過ごしたらいいですか?」

不妊治療をしている方から、
よく聞かれる質問のひとつです。

治療を受けたあとは、「今、卵はどうなっているのかな」
「着床してくれているかな」「何か気をつけることはあるのかな」と、
いつも以上に自分の身体に意識が向きます。

そして、判定日までの数日が、
とても長く感じられることもあります。

少しでも体調に変化があると、「これは妊娠のサイン?」と検索したり、
反対に何も症状がないと「今回はだめなのかな」と不安になったり……。

けれど、この時期に大切なのは、
「妊娠につながるように何か特別なことをする」ことよりも、
いつもの生活をできるだけ大切にすることです。

食事も、睡眠も、仕事も、家事も、無理のない範囲で普段どおりに。

といっても、普段通りが案外難しかったりするのですよね。

だから

「動いたら着床しないのでは?」
「何かを食べたら妊娠しやすくなる?」
「絶対に安静にしていたほうがいい?」

など、「ひとつひとつの行動に神経を使いすぎなくても大丈夫」と
考えてはいかがでしょうか。

もちろん、治療後の生活について医療者から具体的な指示がある場合は、
その指示を優先してください!

それから、もうひとつ覚えておいてほしい大切なことがあります。

「症状がない=妊娠していない」ではありません。

妊娠初期の症状には個人差があります。胸の張りや眠気、
下腹部の違和感などがあっても、
それだけで妊娠の有無を判断することはできません。

だからこそ、身体の小さな変化を何度も検索して、
一喜一憂しなくても大丈夫です。

判定日までの時間は、結果を変えるための時間ではなく、
あなた自身をいたわる時間と考えてみませんか。

好きなものを食べる。
ゆっくりお風呂に入る。
見たかった映画を見る。
仕事帰りにカフェに寄る。
パートナーと他愛のない話をする。

前から気になっていた映画をみる。

掃除をする。

など、どんなことでも大丈夫。

「妊活のために何をするか」ではなく、
「自分が少し心地よく過ごすには何をしよう?」と考えてみてください。

そして、もし不安になったら、
「不安になってはいけない」と思わなくても大丈夫。

期待しているからこそ、不安になる。
大切に思っているからこそ、気になる。

それは、とても自然な気持ちです。

判定日まで、ずっと前向きでいる必要はありません。

笑ったり、心配したり、
気持ちが揺れたりしながら、その日を迎えていいのです。

結果がわかるその日まで、
できることは「自分を責めず、自分をいたわること」です。

長く感じるこの時間も、あなたの毎日の一部です。

妊活だけではなく、
あなた自身の時間も大切に過ごしていただきたいと思います。