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妊活コラム

Ninkatsu Column

「どこが悪いと考えられますか?」「何が悪いのでしょう?」

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

「そろそろ子どもがほしいね」と妊活を始めたとき、
なんとなく妊娠できるような気持ちでドキドキと
期待感を持つ方は多いのではないでしょうか。
考えたら、当然ですよね…。

そして、まずは月経周期を確認したり、
排卵日予測検査薬を使ったりして、
妊娠しやすいタイミングを探して、自分たちの妊活がスタートします。

ただ、数か月しても妊娠の兆候が表れないと、
「私たち、ちゃんと妊娠できるのかな?」
という不安抱える方が増えてきます。

月経が毎月規則的に来ていて、排卵検査薬も陽性になると、
「排卵しているから大丈夫」と思っていたけれど、
何が悪いんだろう…と、看護相談を利用される方がいらっしゃいます。

お話を聞いて、何が悪いかお伝えしたいのですが…

実はそれだけでは妊娠に必要な身体の状態を
すべて確認することはできません。

例えば、卵管が通っているか、精子の数や運動率はどうか、
子宮や卵巣に問題はないかなど、
妊娠にはさまざまな要素が関係しています。
これらは月経周期や排卵検査薬だけではわからないことです。

個人的に、なんとなく感じていることなのですが、
妊活を始めたばかりなのに、
病院に行くのは早いと思っている方が多くいるのではと…。

私は、妊娠を目指してタイミングを合わせる前に、
カップルで一般的な不妊検査を受けてみることを
おすすめしています。

それは、半年から1年、不安を抱えながら妊活して病院受診された方が、
「卵管が詰っていた」とわかると、
「頑張っていた期間はなんだったんだろう」と
がっかりされる姿を何度もみてきたからです。

病院に行く=不妊治療をするではありません。

検査を受けたからといって、
妊娠できるかどうかがすべてわかるわけではありません。
また、検査で大きな問題が見つからなくても、
妊娠しにくいことはあります。
それでも、自分たちの身体の現在の状態を知ることは、
これからの妊活を考えるうえで大切な情報になります。

「どこが悪いのだろう」と不安を抱えながら過ごすよりも、
まずは二人で検査を受け、今の状態を知ってから妊活を進めてみる。
そんな選択があってもよいのではないでしょうか。

妊活は、妊娠するために頑張ることだけではありません。
二人の身体を知り、必要なサポートを受けながら、
これからのことを一緒に考えていくことも大切です。

今日からできるワンアクション

パートナーと
「妊娠するために頑張る前に、一度二人で検査を受けてみない?」
と話してみませんか?