年末のご挨拶
スタッフブログ
今年も終わりを迎えようとしています。
皆さんはどんな一年でしたか?ものすごい速さで1年が終わりそうですが、
自分なりに今年を振り返ってみようと思います。
妊活・不妊治療のラーゴでは、
卵管鏡下卵管形成術( FT)で、58件の成績を上げる事ができました。
2つの学会で当院での FTの成果を発表し、
多くの先生方に関心を持って頂けました。
そのおかげか、関西以外からも患者さんにご来院いただきました。
このことは、かねてより、卵管鏡下卵管形成術( FT)を行なうことでの、
患者の経済的、身体的負担の軽減を訴え続けている私の大きな自信となりました。
また当院は、
本年4月1日付で『日本生殖医学会 生殖医療専門医制度 認定研修施設』 に、
また12月7日付けで『日本産科婦人科学会 着床前診断実施施設』 として認定されました。
更に高度な医療を提供出来るクリニックとして、
関連学会より認められた事になりましたが、これからも生殖医療における高い志を持つ専門医の育成に力を注ぎつつ、
1組でも多くのカップルの方に「お子様を生み育てる夢」を実現して頂けるよう、
より一層努力するつもりです。
産科のナシータでは、井上副院長にチームに加わっていただき約一年と半年。
常勤医師の複数体制が整ったため、無痛分娩を本格的にスタートさせることができました。
今年は12名の方に無痛分娩を受けて頂き、患者さんから高評価をいただいております。
また滋賀県下で唯一、
無痛分娩関係学会団体連絡協議会(JALA)の認定を受ける事き、安全を担保して無痛分娩を提供出来る医療機関として認定して頂きました。
こう振り返ると、この1年は妊活・不妊治療、産科ともに『安全性の見える化』に走り続けた『いのしし年』だった気がしています。
今年は私自身も年男。
大きな節目の年でしたが、この一年で得た成果を大切に、来年に向かいたいと思います。
令和元年12月31日
医療法人桂川レディースクリニック理事長/院長
桂川 浩
生殖医療専門医
産婦人科専門医・指導医
母体保護指定医
滋賀県産婦人科医会 理事
京都大学博士(医学)