妊活コラム
Ninkatsu Column
「判定日までが長く感じるのですが、どうすればいいですか?」
妊活や不妊治療を続けている方から、よく聞く質問です。
タイミングの時期が終わった後、 人工授精の後、 採卵が終わった後。
移植が終わった後。
検査結果を待っている時。
夢中で取り組んでいる治療そのものよりも、
結果を待つ時間の方が苦しかったと話される方も少なくありません。
「今回はうまくいっているかもしれない」
と思った数時間後に…
「やっぱりだめかもしれない」と不安になる。
身体の小さな変化に一喜一憂し、
インターネットで何度も検索してしまう。
そんな経験はありませんか?
実は、こうして「心が揺れる」のはとても自然なことです。
なぜなら、それだけ一生懸命であり、大切に願っているからです。
「赤ちゃんに会いたい」
「家族になりたい」
その気持ちが大きいほど、
結果が気になってしまうのは当然のことなのです。
だからまずは、
「不安になってはいけない」ではなく、
「不安になってもいい」と自分に許可を出してあげてください。
そして、結果が出るまでの時間は、
未来を予測し続ける時間ではなく、
今日を過ごす時間にしてみることも一つの方法になるかもしれません。
判定日はまだ来ていません。
今の時点では、良い結果も悪い結果もまだ決まっていないのです。
それなのに私たちの心は、つい未来へ飛んでいきます。
そんな時は、
「今日の自分にできることは何だろう」と考えてみてください。
温かい飲み物を飲む。
好きなドラマを見る。
散歩をする。
少し早く寝る。 何にもしない。
どれも妊娠率を大きく変えるものではないかもしれませんが…
「心を守る力」にはなります。
それから、結果待ちの期間は、
一人で抱え込まないことも大切です。
パートナーや信頼できる人に気持ちを話してみることも効果がある人もいます。
ポイントは、その時期ではなく、
治療スケジュールの話しをする時に
「この時期って、気持ちが揺れる人が多いんだって」
だから、 イライラするかもしれないけどごめんね。 この時期は特に話きいてね。 この時期、やさしくしてね。 美味しいもの一緒に食べに行きたいな。
など…予めは話しをしておいて理解しておいてもらうことが大切です。
自分では話せないな…という方は、
桂川レディースクリニックで行っている
不妊症看護認定看護師による妊活相談(オンラインでも実施)を
パートナーと一緒に受けていただくと、
心の揺れ動きもお話しできます!(^^)!
「こんなことで相談していいのかな」と思う必要はありません。
私たちは、治療だけでなく、
その時間を過ごす皆さんの気持ちも大切にしたいと思っています。
結果は、まだ誰にも分かりません。
けれど一つだけ確かなことがあります。
それは、今この瞬間まで頑張ってきたあなたの努力や想いには、
大きな価値があるということです。
どうか結果が出る日まで、自分を責めずに過ごしてください。
不安な日があっても大丈夫。
涙が出る日があっても大丈夫。
揺れる心を無理に止めようとしなくてもいいのです。
その揺れもまた、大切な命を願う優しい気持ちの表れなのですから。