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妊活コラム

Ninkatsu Column

妊活のことを人に話しする意味アンケートより~『人見知りの私でも話しやすかった』

奥村 久美子/看護師
奥村 久美子/看護師

桂川レディースクリニックで妊娠された方に行っているアンケート。

みなさま、ぎっしり書いてくださりありがとうございます!(^^)!

桂川レディースクリニックで治療して良かったことの中から、今回は…。

● 先生や看護師さん、受つけの方などスタッフさんがとても親切で
人見知りの私でも話しやすかったこと。
特に、周囲に言えなかった辛いモヤモヤした気持ちを
看護師さんがしっかり受けとめてくれたことで
「また頑張ろう」と思えて治療を続けられた

● 看護師さんが親身になって話をきいてくれた

  • 他人と比べて泣いてしまったときも
    話をきいて下さって心が軽くなった
  • 看護師のみなさまがいつも優しく親身にお話して下さり、
    いつも安心しました

などなどです。共通点に気づかれたでしょうか?

『話をきいてくれた』ということです。

いろんなことを話せる人がいても、
不妊治療のことって、必要に迫られなければ、
わざわざ人に話したくないですよね。

だって、とてもプライベートなことだし、
自分だけではなくパートナーも関係してくるのですからね。

みなさまが書いてくださったことを、
ゆっくり読ませていただくと思いだしたことがあります。
ある妊活心理の勉強会で聞いたことです。

『話すこと』は『放すこと』

『放す』ことは『手放すこと』

人に話をするってことは、自分の内面の想いを外に放つことでもあるのです。
放つということは『手放す』ことなのです。

辛いことや苦しいこと、不安やモヤモヤ。

内面に持っているものを手放してあげないと、
心の許容量がいっぱいいっぱいになってしまいます。
話しをして、少しずつでも手放しでいくことって大切なのですよね。

そして、人に話すって不思議なもので…。

話しをしているうちに、迷路の中にいた自分の気持ち、
考えが自然に整理されていくのです。

実は、桂川レディースクリニックのスタッフは、
日常から『話を聴くこと』をトレーニングしています!(^^)!

アンケートに『話しをきいてもらえた』と書いてくださったことが、
日常のトレーニングが少しでも生かせられているかもしれない…と、
嬉しく思いました!

また、一度話しをして解決することは少ないです。
何度でも繰り返し話してください。
たとえ毎回同じ話でも大丈夫です。
そうすることが『妊活を乗り越えるポイント』になると、
私たちは考えていますので、一緒に乗り越えましょう!

今日は『話をすること』について書いてみましたが、
いかがでしたでしょうか?

『話をきいてもらった』こと、
せっかく書いてくださったのに掲載できなかった方、
ごめんなさい💦

別の機会で大切に掲載させていただきますね。

ただ、『診察時間中は忙しそうで話しかけにくかった』という方が、
お一人だけいました。

本当に申し訳ありません。

そんなときは…。

院内専用のLineにいろんなことを書いていただいても良いし、
『話しがしたい』と、メッセージをいただければ嬉しいです。

不妊治療を乗り越えるお手伝いがしたいのです!(^^)!