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妊活コラム

Ninkatsu Column

桂川レディースクリニックで妊娠した方へのアンケートより

上田 聡代/不妊症看護認定看護師
上田 聡代/不妊症看護認定看護師

「婦人科でたまたま受診した診察がきっかけ」で授かることができた

『初めは婦人科に受診しましたが、
たまたま院長先生の診察で子どもがほしいなら不妊の受診をした方がいいいと、
ズバっと言っていただき、受診のきっかけになりました。
早めに受診して本当に良かったと思います!ありがとうございました。』

不妊治療を経て妊娠された方のアンケートからの抜粋です。

桂川レディースクリニックでは、
このように、婦人科の診察がきっかけで
「不妊治療」を始める人は少なくありません。
婦人科で来院される目的は、
子宮がん検診、生理不順、生理痛の相談…など様々です。

さて、不妊症カップルが「子を持つ」と決断してから妊娠までの平均期間って、
どのくらいだと思いますか?

日テレNEWSは、製薬会社「フェリング・ファーマ」が
2022年2月から4月に行った調査では、
「平均6.4年」かかることを発表しました。

【詳細はコチラ⇒https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000014333.html

その期間ですが…

  • 受診前:「子を持つ決断」をしてから医療機関を受診するまでが「約3.2年」
  • 診断:一歩踏み出して病院受診をしてから、実際に治療をするまでが「約1.3年」
  • 治療:実際に治療してから妊娠するまでが「約1.9年」

合計「平均約6.4年」となるワケです。

例えば…

35歳前後で「子を持つ決断」をしてから
「約6.4年」経過すると40歳前後となります。

体外受精(治療方法の1つ)の1回あたりの出産率を見てみると、
『35歳19.7%』ですが、『40歳9.9%』となります。
【日本産科婦人科学会(2020)】

妊娠の可能性は低くなってしまいますね。

この背景に2つの「ためらい」がある。

まず、受診前、「不妊症」について約8割が情報を持っていないので
医療機関を受診しない。

次に、診断を受けても、経済的理由(55%)で治療を始めない

確かにそうですよね…

そもそも

「まさか自分たちが不妊症とは思わない」と思っています。
情報を持っていなければ、
医療機関を受診しようとは考えつかないですよね。

そして、何より…

だれもが「できれば自然に妊娠したい」のです。
様々な情報の中には、「不妊治療はいらない」というような言葉もあるため、
「もう少し様子みよう」って思う人が多いように思います。

また、「不妊治療と仕事の両立ができるか」という理由で、
ついつい治療開始が遅れてしまう人も多いように思います。

6年以上かかる期間を、少しでも近道したい!と思うなら…

桂川レディースクリニックが応援します!

  • 不妊の説明会(勉強会)があります。
    クリニックでも受けることができるし、オンラインでも実施しています。
    「子どもをもつ」決断は、今はまだだけど、
    正しい知識、情報を知っているだけで、役にたちます。
    ホームページから予約できますし、参加は無料です。
    どなたでも参加できるので、ドンドン活用してください!(^^)!
  • 婦人科の受診は、億劫ですが…。病気がないことも確認できます。
    また、ついでに「いつ頃、子ども持ちたい」と、相談してください。
    きっとあなたにあった提案ができます。
  • 不妊症看護認定看護師がオンライン相談を行っています。
    ホームページからの予約で、どなたでも利用でき、初回は無料です。
    「医療機関に行かないと…」と思いながらも
    医療機関って敷居が高くて勇気がない不妊治療ってどんなことをするの?
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