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東洋医学的にみた男性不妊|検査で異常がなくても起こる“こころの影響”と夫婦のバランス

船越 登紀夫/船越鍼灸整骨院院長・鍼灸師・柔道整復師
船越 登紀夫/船越鍼灸整骨院院長・鍼灸師・柔道整復師

桂川レディースクリニック こうのとり鍼灸担当 船越です。

妊活では、女性側の身体に注目が集まりやすいものの、
東洋医学では 男性の状態も同じくらい重要 とされています。
 とくに、男性側の検査に異常がみられない場合でも、
夫婦それぞれのこころに変化が生じることが知られています。

今回は、東洋医学の視点からみた男性不妊と、
男性側の状態が女性の心理に与える影響について、お話ししていきます。


1|東洋医学では男性不妊をどう捉えるのか

東洋医学では、男性の妊娠力は 「腎(じん)」の働き
深く関係すると考えられています。
 腎とは、生命エネルギーの源を指す概念で、
生殖機能・ホルモンバランス・体力の維持などを支える役割が特徴です。

腎の働きが弱まると、

  • 精子の量や質が低下しやすくなる
  • 性機能の低下につながる
  • 疲れやすくなる
  • 気力が湧きにくくなる

といった変化が起こるとされています。

また、東洋医学では「腎」は年齢とともに少しずつ弱りやすいとされ、
 30代後半〜40代にかけて変化が出やすいことが知られています。

西洋医学の検査で異常がみられない場合でも、
東洋医学では 「腎の弱り」や「気の不足」
背景にあると考えられるケースが多いのがポイントになります。


2|検査で異常がなくても起こる“気”のアンバランス

男性不妊の相談では、
 「検査は問題なかったのに、なぜか妊娠につながらない」
 という声が少なくありません。

東洋医学では、こうした状態を “気のアンバランス” と捉えます。

■ 気とは?

気とは、身体を動かすエネルギーのようなもので、
 ・血流
 ・ホルモン
 ・自律神経
 ・精神状態
 などを支える基盤とされています。

■ 気のアンバランスが起こる要因

  • 仕事のストレス
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 過度のプレッシャー
  • 長時間のデスクワーク
  • 生活リズムの乱れ

これらは、精子の状態に直接影響しない場合でも、
自律神経の乱れ を通して生殖機能に
影響を与えることが報告されています。

たとえば、強いストレスを抱える男性では、
精子の運動率が低下しやすいことが各種の研究で示されています。

また、慢性的な疲労や睡眠不足は、
男性ホルモンの分泌低下につながることが知られています。
 こうした変化は検査結果に反映されにくいことが多く、
東洋医学的な視点が役立つ場面が増えてきています。


3|男性側の状態が女性の心理に与える影響

男性側の検査に異常がなくても、
妊活の過程では 夫婦それぞれに心理的な変化が生じる とされています。
 とくに、日常の体調やストレスの感じ方には個人差があるため、
女性が次のような気持ちを抱くことがあります。


■ 女性側の安心感につながるケース

  • パートナーが健康でいてくれることへの安堵
  • 一緒に妊活に取り組めるという心強さ
  • 夫婦で情報を共有できることによる安心感

こうした感情は、自律神経の安定につながり、
妊娠に向けた身体づくりを支える要因になります。


■ 女性側のストレスにつながるケース

一方で、妊活の進め方や感じ方には個人差があるため、
女性が次のような負担を抱えることもあります。

  • パートナーの疲労や忙しさを気遣いすぎてしまう
  • 生活リズムの違いから妊活のペースが合わせにくいと感じる
  • お互いの気持ちをどう伝えればよいか迷う場面がある

これらは、女性だけに限らず、
男性側にも起こりうる心理的変化とされています。
 夫婦で気持ちを共有できると、
ストレスが軽減しやすくなることが研究で報告されています。

妊活は、どちらか一方が負担を抱えるものではなく、
夫婦で歩幅を合わせていくプロセス といえます。


4|夫婦で取り組むための東洋医学的ポイント

東洋医学では、妊活を「夫婦の気を整えるプロセス」と捉えています。
 男性側の検査に異常がなくても、次のような取り組みが求められます。


① 男性の“気”を整える生活習慣

  • 深い呼吸を意識する
  • 適度な運動で気の巡りを良くする
  • 睡眠の質を高める
  • 仕事のストレスを溜めすぎない

これらは、自律神経を整え、腎の働きを支える要因になります。

とくに、呼吸は気の巡りを整える基本とされ、
 「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」
 というリズムが自律神経の安定につながると考えられています。


② 女性の心理的負担を軽くする関わり方

  • 妊活の話題を一緒に共有する
  • 検査結果を「夫婦の情報」として扱う
  • 気持ちを否定せずに受け止める

こうした関わりは、女性の安心感につながり、
妊娠に向けた身体づくりを後押しするポイントになります。

また、男性側が「何をすればいいかわからない」と感じる場面も多いため、
 ・一緒に通院する
 ・生活習慣を整える
 ・話を聞く
 といった小さな行動が、女性の心の支えになるとされています。


③ 夫婦で“気のバランス”を整える

東洋医学では、夫婦の気が安定すると、
妊娠に向けた身体の準備が整いやすくなると考えられています。
 お互いの状態を理解し合うことが、
妊活における大切な土台になります。

とくに、
 「どちらが悪い」という考え方ではなく、
 「一緒に整えていく」という姿勢が、
気の安定につながるとされています。


まとめ|男性不妊は「身体」と「こころ」の両面から考えることが大切

男性側の検査に異常がなくても、
東洋医学では「気」や「腎」の状態を丁寧にみていくことが重要になります。
 また、男性の状態は女性の心理に大きな影響を与えるため、
夫婦で支え合う姿勢が妊活の大きな力になります。

身体だけでなく、こころのバランスを整えること。
 これが、東洋医学的な妊活の大切な視点になります。

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桂川レディースクリニック併設こうのとり鍼灸は
このような方におススメです。

◇ 冷えが気になる
◇ 疲れが取れない
◇ 自律神経が乱れているかも?
◇ 運動不足で代謝が悪い
◇ ホルモンバランスが悪い
◇ ストレスが溜まっている

もし、当てはまるものがあれば、
こうのとり鍼灸に相談に来てくださいね。
「健康」に近づけ、一緒に妊娠しやすい身体づくりをしていきましょう。

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【こうのとり鍼灸ルーム】

開催日:毎週水・土曜日 14:00~19:00 
受付時間(14時・15時・16時・17時・18時)*施術時間は40分程度
場所:当院4階 エステルーム
料金:不妊治療サポート(鍼灸治療、自律神経調整を含む)   7,000円(税込)
担当:船越鍼灸整骨院 船越 登紀夫 

*ご予約は1回分ごとの受付になります

◇   船越鍼灸整骨院 → https://funa-in.com/