妊活コラム
Ninkatsu Column
妊活中に検索がやめられなくなる理由
「もう検索するのはやめよう」と思っていたのに、
気づけばまたスマートフォンを開いている。
妊活中、そんな経験はありませんか?
「この症状は妊娠のサインかな?」
「同じ時期に同じ治療をした人はどうだった?」
「妊娠検査薬はいつから使える?」
「この数値でも妊娠できるのかな?」
次から次へと気になることが出てきて、検索をしているうちに、
いつの間にか時間が過ぎていることもあります。
でも、どうして妊活中は、こんなに検索したくなるのでしょうか。
その理由のひとつは、「先が見えない不安を、少しでも減らしたい」
という気持ちがあるからかもしれません。
妊活は、努力したからといって、
必ずしも結果がすぐにわかるものではありません。
「今、何が起きているの?」
「これで合っているの?」
「私は大丈夫?」
わからないことが多いからこそ、
情報を探すことで安心したくなるのです。
検索して、「自分と同じ人がいた」とわかると、
少しホッとすることもあります。
一方で、検索を続けるほど不安が大きくなることもあります。
最初は「安心したい」と思って検索したのに、
ひとつ気になる情報を見つけると、さらに検索する。
「こんな症状もある」
「この場合はどうなんだろう」
「もしかしたら私も……」
そして、また次の情報を探してしまう。
インターネットにはたくさんの体験談や情報があります。
でも、あなたとまったく同じ身体、治療経過、生活をしている人はいません。
誰かの体験が、そのままあなたの結果を示しているわけではないのです。
だけど、検索すること自体を「悪いこと」と考えなくても大丈夫です。
知ることで安心できるなら、それも妊活を支える方法のひとつ。
ただ、検索したあとに「安心した」ではなく、
「もっと調べなきゃ」「また不安になってきた」と感じるのであれば、
少し休んでみませんか?
たとえば、「検索はここまで」と時間を決める。
寝る前はスマートフォンを手の届かない場所に置く。
気になることは検索する代わりに、
次の診察で医療者に聞くためにメモしておく。
そんな小さな工夫でも十分です。
妊活中に必要なのは、「もっと情報を集めなければ」と
自分を追い込むことではありません。
迷ったときは、インターネットの情報ではなく、
あなた自身の身体や気持ちを大切にすること。
それから…。
ひとりで答えを探し続けなくても大丈夫!
「検索する」から「相談する」に変えてみると少し楽になるかもしれません。
桂川レディースクリニックでは、
不妊症看護認定看護師による看護相談も行っています。
わからないことや不安なことがあれば、
私たちにお話しください。
一緒に整理しながら、
今のあなたに必要な情報を見つけていきましょう。