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妊活コラム

Ninkatsu Column

不妊治療の選択~受精方法~

景山 郁/培養部
景山 郁/培養部

こんにちは。培養部です。
11月も下旬となり、一気に晩秋らしい寒さとなってきました。
12月には早くも真冬並みの寒気もくるそうです。
寒さ対策グッズの準備はできていますか?
インフルエンザ等の感染症も早急に流行しているため、
体調管理にお気をつけください。

不妊治療で「特に悩みやすい選択」

不妊治療に携わる中で、
治療されている方が特に迷われる場面がいくつかあります。

治療では選択を重ねていく必要があり、
1回の治療期間も長くなりやすいため、
迷いが生じやすくなります。

とくに多くの方が悩まれるのが、次の3点です。

  • 受精方法の選択
  • 培養期間の選択(初期胚または胚盤胞)
  • 先進医療の選択

今回はこの中から、1つ目の「受精方法」の選択について、ご紹介します。

受精方法は採卵当日に決定します。

採卵で回収できた卵子と採精して得られた精子を使用し、
受精操作を行うためです。

受精卵を得るための最初の大きなステップであり、
悩まれる方が多い理由でもあります。

受精方法は、大きく分けると

体外受精

顕微授精

があります。

この2つの方法に加えて
SPLIT(スプリット)”と呼ばれる方法もあります。

SPLITとは、
採卵で得られた卵子を体外受精と顕微授精に
それぞれ分けて受精操作を行うことです。
体外受精も顕微授精の良いところを取り入れた方法になります。

それぞれの方法について表にまとめてみました。

(※受精障害とは・・・体外受精を実施したが、受精卵が得られなかった状態)

受精方法を選択していただく上で、特に重要となるのは以下の4点です。

採卵当日の「精子数」

受精率

これまでの治療歴

治療されている方の希望

【体外受精を選択しやすいケース】

・採卵当日の精子数が一定基準以上

・過去の体外受精で良好な結果が得られている

【顕微授精を選択しやすいケース】

・採卵当日の精子数が一定基準未満

・過去の体外受精の成績が芳しくなかった場合

当院では、初めて治療で、
採卵当日の精子数が一定基準ある場合には、
体外受精またはSPLITをおすすめしています。

また、

当院が何より重視していることは
治療されている方がより良い治療を選択できるようにサポートすることです。

今回ご紹介した表やホームページの記事などをご参考になりますので、
迷われた際はいつでもご相談ください。

過去にご紹介した以下の記事もよろしければ合わせてお読みください。

《採卵~検卵について》 | 桂川レディースクリニック

«体外受精法について» | 桂川レディースクリニック

«顕微授精法について» | 桂川レディースクリニック

今回はここまでになります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!!