多くの妊活女性が体験する感情のジェットコースター。

前回掲載した「驚き」の感情に続いて、
今回は「怒り」の感情について書いてみたいと思いますので、
おつきあいください!(^^)!

あなたは、どのような時に「怒り」を感じますか？

妊活中の方からお聞きするのは、

• なんで自分だけ？と腹が立ってくる
• 自分のことをわかってくれない
• 励ましてくる夫にイラっとくる
• 自分の思い通りにいかない
• 自分が傷つく言動をされたとき
• 悪くないとわかっているけど妊婦さんにあったとき

etc.

ここに書いていたらキリがありませんね(;’∀’)

まとめてみると、怒りは人間が子どものときから感じる自然な感情です。

怒りの感情が現れると自分自身も疲れてしまうので、
できるだけ避けた方が楽だと思います。
だけど、怒りの感情をなくすことは不可能だし、その必要もないのです！
ただ、妊活中に感じる「怒り」は、怒りにまかせた言動をとってしまって、
自分が嫌になったり後悔することも少なくありませんので避けたいですよね。

「怒り」を感じる頻度は、妊活前より多くなる人が多いのです。
だから、イライラしたり、ムカっとすること、腹がたつことがあっても、
それは自然な感情であることは受け入れてあげてください。

理想は、夫にもわかっていてもらいたいのです。
だから、妊活開始したら「妊活中の感情の変化」を
あらかじめご夫婦で学んでほしいと思います。
オンライン看護相談でもお話できますので、ご夫婦で利用してください!(^^)!

ではでは・・・

どうすれば良いか？ひとりひとり異なるので一概には言えませんが、

提案できることを２つお伝えします！

• 怒りの感情を相手に伝える

これは伝えることができる相手、例えばご夫婦の場合におススメです。
「今、励まされても前向きになれないから黙ってそばにいてほしい」など、
怒りの感情と共にどうしてほしいのかを伝えることも大切ですね。

たとえ夫婦でも言葉にして伝えないと自分の気持ちはわかってもらえませんから。

ただ、人は怒っているときに冷静に伝えることはできませんよね。
ですから、元気なときに「こうしてほしい」と
自分の取扱説明を伝えておくことがポイントではないでしょうか。

• ６秒の深呼吸

強い怒りでも6秒たてばおさまると言われています。
怒りをコントロールする方法として試してみてはいかがでしょうか？

怒りがきた！と思ったら、
ゆっくり深呼吸して「１．２．３．４．５．６」と数えてみてください。
その後、冷静に考えて行動することができるようになる人が多いそうです。
（私もこの方法で随分助かっています！）

怒りの感情は蓄積してしまうと大きなストレスになってしまいますので、
我慢しないで上手に吐き出すことが大切です。
怒りの感情が少し大きくなってしまって、
自分でコントロールが難しくなったときは、
不妊症看護認定看護師による相談を利用してください。
通院中の方はもちろん、どなたでもご利用できますし、
クリニックで対面でもオンラインでも受けることができます。

最後まで、おつきあいいただいてありがとうございました。

次回は「感情のジェットコースター～罪の意識～」を
まとめてみたいと思います(^^)/